レントゲンに映らない痛みの原因、「タナ障害」について、対話形式で深く掘り下げていきましょう。
膝の「引っかかり」には種類があります。ご自身の症状がどちらに近いか確認してみましょう。
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膝を伸ばしたり、少し動かすと、引っかかりが“外れる”感覚がある。
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物理的にロックされ、簡単には“外れない”ことが多い。
タナ障害は、タナ自体が悪いわけではありません。痛みの背景には「体の使い方のエラー」という一連の流れが存在します。
「手術しかないの?」という疑問に、科学的データが明確な答えを示しています。世界の医療現場での第一選択は「保存療法」です。
手術の「成功率」は、手技の完了を指す場合が多く、症状の改善を保証するものではありません。根本原因が残ると、症状が再発する可能性があります。
私たちの目的は、痛みの原因である「体の使い方」を修正し、再発しない体を作ることです。データもその有効性を示しています。
物理療法やアイシング指導で、まず痛みの大元を正確に鎮静化させます。
硬くなったタナや周辺筋膜との癒着を、専門的な手技で丁寧に剥がします。
筋肉の緊張を弛め、膝のお皿の軌道を修正。挟み込みが起こらない体へと導きます。