妊娠中の腰痛ケア 当院でできることと、患者さんの喜び

妊娠中にお腹が大きくなるにつれて、腰痛に悩まされる方は少なくありません。多くの方が経験する不調であるにも関わらず、「妊娠中だから」という理由で、専門的なケアを受けられずに困っているケースも少なくないのが現状です。

今日は、まさにそんな状況でつらい腰痛に悩まされていた妊婦さんの施術を通じて、改めてこの仕事のやりがいを感じる一日となりました。

来院されたのは妊娠中期の方で、日々増す腰痛に苦しんでいらっしゃいました。起き上がる際や歩く時にも痛みがあり、日常生活にも影響が出ているご様子でした。以前、他の医療機関も受診されたそうですが、「妊娠中だから仕方ない」「様子を見るしかない」と、具体的な治療をしてもらえず、不安を抱えていらっしゃったと伺いました。

お話と体の状態を丁寧に確認し、妊婦さんの腰痛に特有の重心の変化やホルモンの影響を考慮し、その方に合わせたアプローチが必要だと判断しました。

当院では、お腹の赤ちゃんに負担がかからないよう、そしてお母さんに安心して施術を受けていただけるよう、細心の注意を払いながら進めました。例えば、[無理のない体勢での骨盤の調整]や[優しく筋肉の緊張を和らげる手技]など、妊娠中の体に適した方法を選択しています。

施術後、患者さんから、まさにこんな言葉が出ました。「すごーい。こーしたら痛かったのに痛くなーい!もっと早く来ればよかった。」そして、お会計の際には「保険も効くからめっちゃ安いですよね!」と、とても喜んで帰られました。その安堵と喜びの表情を見たとき、私自身も心から嬉しく、この仕事の意義を深く感じることができました。

「どこに行っても何もしてもらえなかった」という状況から、わずかでもお力になれたことは、私たちの「治すことへのこだわり」が、患者さんの希望に繋がることを示してくれたように思います。

この長岡京市で、妊娠中の腰痛でお悩みの方、または他院で改善が見られずお困りの方が、少しでも痛みをなくし、笑顔で毎日を過ごせるよう、なかの接骨院がお手伝いできればと心から願っています。決して諦めずに、ぜひ一度ご相談ください。お一人おひとりの状態に合わせた適切なケアをご提案いたします。

なかの接骨院 院長 中野 雄太