筋膜リリースとは

筋膜とは

まず初めに筋膜とは筋肉を包んでいる膜の事です。

筋膜は3つに分けれます

  1. 一番小さいものは筋繊維一本一本を包んでいる膜があり
  2. それを束ねた筋周膜
  3. さらに一番外側に大きく束ねた筋外膜があります。

なぜ筋膜リリースが注目されているのか

メディアに取り上げられ、有名人の方がトリガーポイントのフォームローラーなどを使っているところが取り上げられたからではないでしょうか?

また、その効果は非常にわかりやすく効果を実感できるのも注目されている原因の一つだと考えます。

どうやって筋膜リリースをする?

筋膜リリースはセルフケアとして自分で行えます。

簡単なやり方としては気になる部位にストレッチをかけてみて、突っ張りを感じるところに行うと良いでしょう。

接骨院では右のような道具を使っています。

ローラーや電動で揺れるもの、さらに超音波などがあります。


ローラー

電動による振動

超音波

部位に体重をかけて転がします

部位に当てて振動を加えます

部位に超音波を当てます


時間はどれも短時間で良いです。

フォームローラーの場合は4往復。振動は数秒で大丈夫です。

なかの接骨院で使用している筋膜リリース器具
ファイテンの筋膜リリース器具

その後同じようにストレッチをかけてもらえればその効果を実感してもらえるはずです。


筋膜リリースを行うタイミングと注意点

筋膜リリースは非常に変化を感じられるケアだと思いますが、より安全により効果的に行っていただくためのタイミングや注意点も最後に書いておきたいと思います。

筋膜リリースを行うタイミング

筋膜リリースを行うと可動域が広がります。

これはレース直前や試合直前に行ってしまうとパフォーマンスを下げることにつながったりもします。

直前ではアップ前に軽くなどにしましょう。

終わってからのケアも直後ではなく帰ってから、できれば入浴後などに行うのが良いでしょう。

筋膜リリースを行う上での注意点

筋膜リリースは効果を感じやすいためついついやりすぎてしまいます。

一度にしつこくやってしまうと痛める原因になってしまうのでやめましょう。

少しだけを毎日コツコツと頑張りましょう。

また体が冷えているときは筋肉を痛めやすいのでタイミングのところでも話しましたが入浴後などが安全です。

筋膜リリースの効果は一時的なのでその後ストレッチなどに時間をかけると柔軟性のある体を作ることができます。

この記事を書いた人
柔道整復師・鍼灸師

2007年から京都府長岡京市で接骨院の院長をしています。
社会福祉協議会のデイサービスで機能訓練士や、中学高校などで水泳の外部指導員も行っています。
現在もマスターズスイマーとして日々トレーニングをしています。

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