ぎっくり腰とは
まず、ぎっくり腰とは急性腰痛症の事を指します。
もっと簡単に言うと「急に腰がいたくなりましたよ」って事です。
なので病名ではなく症状となります。
ぎっくり腰の原因となる筋肉は2つ
実はぎっくり腰の原因となる筋肉は2つありますそれは
- 大腰筋
- 多裂筋
それぞれについて詳しくみていきましょう。
大腰筋
大腰筋とは腸腰筋と呼ばれる筋肉の一部です
腸腰筋は「腸骨筋」「大腰筋」にわかれ腸骨筋は腸骨と言われる骨盤からはじまり股関節についています。
大腰筋も股関節で終わりますが始まりは腰の背骨の前側から始まります。
多裂筋
背骨に沿って多数存在する筋肉で姿勢を維持するためのインナーマッスルの一つです。
体を起こすために重要な筋肉となっており、腰部でもっとも発達しています。
ぎっくり腰の特徴である座位から立位に体位を変更しようとした時に痛みが出るのはこの筋肉がその体を起こす動作に重要だからです。
ぎっくり腰の特徴
ぎっくり腰の動きの特徴としては先程も少し述べましたが体を起こそうとする動きで急激な痛みを発生します。
完全に立ってしまうと痛みは少しマシになりますが、体をいがめた状態じゃないと建てない場合などもあります。
ぎっくり腰の治し方
原因となる筋肉は前述した通り2つの筋肉が非常に重要になります。
これら2つの筋肉にアプローチすれば良いのですが、2つとも非常に触りにくいところにある筋肉となります。
アプローチの方法としては一つは鍼灸療法ですね。
鍼であれば多裂筋の様に脊柱起立筋の下にある筋肉でも狙うことができます。
もう一つは徒手療法です。
徒手療法であれば脊柱起立筋を避けてアプローチしたり、腹部から大腰筋を狙うこともできます。
ただし徒手療法は施術者の技量が非常に求められるものとなります。
信頼できる接骨院や整骨院。または整体やカイロの先生を頼ると良いでしょう。
ぎっくり腰が治るまで
ぎっくり腰は1日で治ったなどの話しを聞くことがありますが、基本的には2日かかります。
一度起こした炎症が引くのには2日位を要します。
1日で治ったぎっくり腰は軽度だったりしたのではないでしょうか?
なかの接骨院ではほぼ皆さん2日で普通の生活が遅れるようになっています。
まとめ
ぎっくり腰は急激な腰痛を引き起こす急性腰痛症であり、大腰筋と多裂筋が主な原因となります。痛みは体を起こそうとする際に特に強く現れます。治療方法としては鍼灸療法や徒手療法がありますが、施術者の技量が重要です。通常、ぎっくり腰の痛みは2日ほどかかりますが、軽度の場合は早く治ることもあります。再発を防ぐためには正しい姿勢や運動、ストレッチが重要です。適切なケアを行い、日常生活に気を配ることで、ぎっくり腰の改善や再発を防ぐことができます。
動画も公開しているので良ければ御覧ください。