【膝の痛み 場所別ガイド】内側・外側・皿の下・裏側|原因と“賢い”対処法

膝の痛む“場所”は、その原因を推測するための、最も重要な手がかりです。
あなたが今このページを読んでいるのは、「自分の膝の痛みの正体は、一体何なのか?」という、切実な答えを求めてのことでしょう。

こんにちは。長岡京市のなかの接骨院です。

我々は、あなたのその「自己診断したい」という想いを、決して否定しません。ご自身の体の状態を知り、正しい知識を持つことは、良い治療を受ける上で、非常に強力な助けになるからです。

しかし、自己診断には大きな落とし穴があることも、事実です。

だからこそ、この記事は、あなたがご自身の症状を「確定診断」するためのものではありません。
あなたが本当に信頼できる専門家と出会い、「私の場合は、こういう可能性も考えられますか?」と、より深く対話するための“道しるべ”を手に入れていただくためのものです。

私たちが考える“良い先生”とは、患者様が提示した可能性に対し、ただ「違う」と否定するのではなく、なぜそうではないのか、あるいは、なぜそうなのかを、あなたが心から納得できるよう、丁寧に説明してくれる専門家です。

このページが、あなたがそんな最高のパートナーを見つけるための、助けとなること

を願っています。

ようこそ、膝痛の“原因”を探る旅へ

このページは、あなたの膝の痛みが「どこで」起きているかをヒントに、考えられる原因をインタラクティブに探求するための、専門家が監修した診断ガイドです。

【使い方】
  1. 1.下の膝のイラストから、あなたが最も痛むと感じる場所に近いボタンをクリックしてください。
  2. 2.右側に、その場所で考えられる主な原因疾患のリストが表示されます。
  3. 3.さらに詳しく知りたい疾患名をクリックすると、当院の専門解説記事で、より深い知識を得ることができます。

インタラクティブ膝の痛みガイド

インタラクティブ膝の痛みガイド

痛む場所をクリックして、考えられる原因を探りましょう。

本アプリケーションは情報提供を目的としており、医学的診断に代わるものではありません。


【内側】が痛い場合に考えられること

階段の上り下りや、椅子から立ち上がる瞬間、膝の内側にズキッとした痛みが走る。これは、膝の痛みを訴える方から最も多く聞かれる症状の一つです。

あなたの痛みの特徴から、最も可能性の高い原因を探ってみましょう。以下の表で、ご自身の症状に最も近いものを確認し、「詳しくはこちら」のリンクから、より深い知識の世界へとお進みください。

主な症状どんな人・どんな時に多い?考えられる原因疾患さらに詳しく知りたい方へ
動き始めが特に痛く、O脚が気になる中高年以降、体重増加、立ち上がり時変形性膝関節症(初期)▶︎ 専門解説へ
膝の内側、お皿の少し下がピンポイントで痛むランナー、水泳(特に平泳ぎ)、繰り返しの曲げ伸ばし鵞足炎(がそくえん)(記事準備中)
スポーツなどで膝をひねった後から腫れて痛むスポーツ選手、外からの強い衝撃、急な方向転換時内側側副靭帯(MCL)損傷▶︎ 専門解説へ

【外側】が痛い場合に考えられること

ランニング中や、特に坂道・階段を下る際に、膝の外側に鋭い痛みや、きしむような痛みを感じる。これは、長距離を走るランナーや、登山を愛好する方々に非常に多く見られる症状です。

あなたの痛みの特徴から、最も可能性の高い原因を探ってみましょう。

主な症状どんな人・どんな時に多い?考えられる原因疾患さらに詳しく知りたい方へ
ランニングや階段の下りで、膝の外側が痛むランナー、サイクリスト、登山愛好家腸脛靭帯炎(ランナー膝)(記事準備中)
膝をひねった後、外側の隙間に痛みや引っかかり感があるスポーツ選手、急な方向転換時外側半月板損傷▶︎ 専門解説へ

【お皿の周り(前側)】が痛い場合に考えられること

「ジャンプやダッシュをすると、お皿の下が痛む」。特にスポーツに励む若い世代において、膝の前面は、痛みが非常に発生しやすいエリアです。

あなたの痛みの特徴から、最も可能性の高い原因を探ってみましょう。

主な症状どんな人・どんな時に多い?考えられる原因疾患さらに詳しく知りたい方へ
成長期のスポーツ少年・少女で、お皿の下の骨の出っ張りが痛む10代前半、サッカーやバスケなどオスグッド病▶︎ 専門解説へ
ジャンプや着地の繰り返しで、お皿のすぐ下が痛むバレーやバスケの選手、陸上選手ジャンパー膝(膝蓋腱炎)▶︎ 専門解説へ

【裏側】が痛い場合に考えられること

「膝を伸ばしきると、裏側が張って痛む」「深く曲げると、何かが詰まったような圧迫感がある」。膝の裏側の痛みは、その原因が多岐にわたるため、自己判断が特に難しいエリアです。

ここでは代表的な症状を挙げますが、もしお心当たりがあれば、一度専門家にご相談いただくことをお勧めします。

主な症状どんな人・どんな時に多い?考えられる原因疾患さらに詳しく知りたい方へ
動かし始めや、膝の曲げ伸ばしで奥の方に痛みや違和感がある変形性膝関節症の方、スポーツ選手膝窩筋の機能不全 など▶︎ その他の原因へ

結論 お探しの症状が見つからない場合

ここまで、膝の痛みを「場所別」に解説してきました。
もし、あなたの症状が上記に当てはまらない、あるいは「複数の場所に痛みがある」「より複雑な症状だ」と感じる場合は、ご安心ください。

膝の痛みには、より専門的な鑑別を必要とする原因が、他にも数多く存在します。

私たちは、そのような見過ごされがちな、しかし重要な膝の痛みについてまとめた、もう一つの専門ガイドの準備を進めています。

「タナ障害」「膝窩筋のトラブル」「膝蓋大腿関節症」など、より深い原因について知りたい方は、ぜひこちらのガイドの公開をお待ちください。

→ 関連記事:(記事準備中)『【専門家が解説】その他、見過ごされがちな膝の痛みの原因』

その知識を、最高のパートナーを見つけるための“羅針盤”に

我々がこの記事を通して、最も伝えたかったこと。それは、「あなたの痛みには、必ず科学的な理由がある」ということです。

「年のせい」「使いすぎ」といった曖昧な言葉で諦める必要はありません。

このページで手に入れた知識は、あなたの“羅針盤”です。
この羅針盤を手に、ぜひ、あなたの街の信頼できる専門家を訪ねてみてください。

そして、こう質問するのです。
「私のこの膝の内側の痛みは、もしかしたら鵞足炎の可能性もありますか?その場合、足元のバランスなども関係しているのでしょうか?」と。

その問いに、誠実に、そしてあなたのお体の状態に合わせて、丁寧に答えてくれる先生。それこそが、あなたが共に根本改善を目指すべき、最高のパートナーです。

もし、そのパートナーとして、私たちなかの接骨院を選んでいただけるなら、これ以上の喜びはありません。
あなたのその一歩を、私たちはいつでもお待ちしております。

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