【業務用SIXPAD】腰痛・産後・猫背の救世主?インナーマッスルを「寝たまま」再起動させる科学的アプローチ

長岡京市初導入の医療用SIXPAD(EMS)機器の写真。「寝ているだけで深層筋を再起動」「腰痛・産後ケア・猫背改善」というキャッチコピーが書かれた、なかの接骨院の治療メニュー紹介画像。

「巻くだけで腹筋が鍛えられる」というCMで有名なSIXPAD(シックスパッド)。

「家で手軽に腹筋を割る道具」というイメージが強いかもしれませんが、実は今、この技術が「腰痛治療」や「骨盤矯正」の現場で革命を起こしていることをご存知でしょうか?

院長
院長

当院では、市販モデルとは一線を画す、施術所専用モデル「SIXPAD MEDICAL Pro」を導入しました。
これは単なる筋トレマシンではありません。あなたの腰痛の根本原因である「インナーマッスルの機能不全」を、科学的に改善する医療機器です。

この記事では、なぜEMS(電気刺激)が腰痛や骨盤矯正に効くのか、その医学的なメカニズムと、当院での具体的な活用法について解説します。

「楽トレ」と何が違うの?

整骨院でよく聞く「楽トレ」と、当院の「SIXPAD MEDICAL Pro」。
どちらもEMSですが、「痛み・時間・効率」において決定的な違いがあります。

「昔、楽トレをやったけど痛くて続かなかった…」という方は、ぜひこちらの比較記事をご覧ください。
【徹底比較】楽トレ vs SIXPAD MEDICAL Pro|痛くない・早いのはどっち?

【第1章】あなたの腰痛の“本当の黒幕”
ー「筋力不足」ではなく「スイッチの故障」

「痛みの根本は、ここだった。体幹を強く。」というメッセージと共に、体幹部の深層筋(インナーマッスル)の重要性を示すSIXPADのイメージ画像。

「腹筋が弱いから腰痛になる」
そう思って腹筋運動を頑張っていませんか? 実はそれ、少し違います。

最新の医学では、腰痛の原因は「筋力(パワー)不足」ではなく、「筋肉が反応するスピード(スイッチ)の遅れ」にあることが分かっています。

腰を守る「スターター」機能とは?

健康な人が腕や足を動かそうとする時、実はその「0.03秒前」に、無意識のうちに「多裂筋」「腹横筋」といったインナーマッスルが先に収縮し、コルセットのように腰を固めて守ってくれています。
これを専門用語で「フィードフォワード制御(予測的姿勢制御)」と言い、いわば「動作のスターター(初動)」の役割を果たしています。

腰痛・ぎっくり腰の方の状態
しかし、慢性腰痛やぎっくり腰を繰り返す方は、この「スターターのスイッチ」が入るのが遅れてしまっています。
腰が無防備なグラグラの状態で動いてしまうため、その負担を一手に引き受けたアウターマッスル(背中の筋肉)が悲鳴を上げ、痛みが発生するのです。

つまり、治すべきは「筋肉の大きさ」ではなく、「サボっている筋肉を叩き起こし、スイッチが入るように再教育すること」なのです。
そして、自分の意思では動かしにくいこの「サボり筋」を、電気の力で強制的に収縮させて目覚めさせるのが、SIXPAD MEDICAL Proの最大の役割です。

あわせて読みたい

「なぜインナーマッスルがサボると腰痛になるのか?」
その解剖学的なメカニズムについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
【腰痛の教科書】なぜ、あなたの腰痛は治らないのか?

【第2章】腰痛だけじゃない!
ー女性や高齢者にこそ試してほしい「意外な効果」

SIXPAD MEDICAL Proは、電気が深部まで届くため、腰以外にも、解決が難しい「デリケートな悩み」や「関節の悩み」にアプローチできます。

1

産後・高齢の方の「尿漏れ」対策

(骨盤底筋群へのアプローチ)

産後のママさんや、ご高齢の方からこっそり相談されることが多い「尿漏れ」や「湯漏れ」。
これは、骨盤の底でハンモックのように臓器を支えている「骨盤底筋群」の緩みが原因です。

院長
院長

私は「産後骨盤矯正という表現はあまり好きではありません。骨は勝手に開きっぱなしにはならないからです。
本当の産後ケアとは、ダメージを受けて機能不全になった「骨盤底筋」などのインナーマッスルを回復させることです。

SIXPADなら、服を着たまま寝ているだけで、鍛えにくい骨盤底筋群にしっかり刺激が入り、緩みを引き締めることができます。

産後ママ・尿漏れにお悩みの方へ

「骨盤矯正に行ったけど体型が戻らない」「くしゃみをした時の尿漏れが治らない」
その原因は、骨ではなく「骨盤底筋の緩み」かもしれません。

お子様連れでも通える当院の産後ケアについて、詳しくまとめました。
【産後ケア】「骨盤矯正」では戻らない?尿漏れ・体型戻しに「寝たまま筋トレ」

2

②変形性膝関節症の方の「歩行改善」

(腸腰筋へのアプローチ)

膝が痛い方(変形性膝関節症など)の多くは、股関節の動きが硬く、足がうまく前に出ません。
これは、上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉「腸腰筋(ちょうようきん)」が使えていないことが大きな原因です。

腸腰筋は体の深部にあるため、マッサージでは届きにくい場所ですが、SIXPADの複合高周波ならダイレクトに届きます。
ここが使えるようになると、「足が勝手に前に出る」感覚が戻り、膝への負担が劇的に減ります。

3

③頑固な「猫背・姿勢」の改善

(背骨を支える筋肉の強化)

「姿勢を良くしよう」と意識しても、数分後には戻ってしまう…。
それはあなたの意志が弱いからではなく、良い姿勢をキープし続けるための「インナーマッスルの持久力」が足りていないからです。

背骨を支える筋肉(多裂筋など)は、自分で鍛えるのが非常に難しい場所ですが、SIXPADなら寝ているだけでピンポイントに刺激できます。
施術で猫背を矯正した後に、この機械で筋肉に刺激を入れることで、「良い姿勢を形状記憶」させることが可能になります。

あわせて読みたい

「私の姿勢、どのタイプ?」
猫背には4つのタイプがあります。ご自身のタイプを知りたい方はこちら。
【猫背改善ガイド】あなたの不調、全ての“黒幕”は「猫背」だった?

【第3章】SIXPAD MEDICAL Proの“科学”
― なぜ「寝ているだけ」で深層筋が目覚めるのか?

なかの接骨院でのSIXPAD MEDICAL Pro使用風景のコラージュ。専門家による施術と、最新のEMSテクノロジーが融合している様子。

「電気で筋肉を動かす」と聞くと、通販番組の腹筋ベルトを想像されるかもしれません。
しかし、当院が導入した「MEDICAL Pro」は、医療機関でしか扱えない特別なモデルであり、その中身は全くの別物です。

最大の特徴は、「複合高周波」という特殊なテクノロジーにあります。

① 皮膚をすり抜け、深部へ届く

一般的な低周波EMSは、皮膚の表面で電気が拡散してしまい、奥にあるインナーマッスルまでは届きません。しかも、皮膚抵抗が大きいため「ピリピリとした痛み」を伴います。

対して「複合高周波」は、皮膚抵抗を極限まで少なくすることで、痛みを感じさせることなく、電気を体の奥深くまで浸透させます。
これにより、骨を支えている深層筋(インナーマッスル)を、直接、力強く収縮させることが可能になりました。

② 筋肉が肥大する「20Hz」の魔法

実は、筋肉には「最も効率よく鍛えられる周波数」が存在します。それが「20Hz(ヘルツ)」です。

京都大学名誉教授(森谷敏夫氏)の研究により、20Hzよりも周波数が高くても低くても、トレーニング効率が落ちることが証明されています。
SIXPADは、この科学的根拠(エビデンス)に基づき、筋肉が最も反応する20Hzの刺激を継続的に送り続けます。

結果として…
わずか15分寝ているだけで、自分で行うトレーニングの何倍もの回数と質で、インナーマッスルを強化できるのです。


【第4章】なかの接骨院の治療戦略
― 「手技 × 最新科学」の融合

当院では、ただ機械任せにするのではなく、プロの手技と組み合わせることで効果を最大化します。

① 施術で「歪み」をリセットする

骨盤が歪んだまま筋肉を鍛えても、悪い姿勢が強化されるだけです。
まずは院長の手技で関節のロックを外し、正しい骨格の位置に戻します。

② SIXPADで「天然のコルセット」を作る

整った骨格を維持するために、その場でSIXPADを使用します。
正しい位置でインナーマッスルを刺激し、再教育することで、「施術後の良い状態をキープできる体」を作ります。

あわせて読みたい

「なぜ、腹筋運動では腰痛が治らないのか?」
アウターマッスルとインナーマッスルの決定的な役割の違いについては、こちらの記事で解剖図を使って詳しく解説しています。
【腰痛の解剖学】なぜ「腹筋」をしても治らないのか?

【結論】もう、マッサージだけには戻れない。

なかの接骨院が導入した最新EMS機器「SIXPAD MEDICAL Pro」の製品写真。

「痛くなったらマッサージに行く」という繰り返しから卒業しませんか?

SIXPAD MEDICAL Proの導入により、私たちは「痛みの原因(インナーマッスルの機能不全)」に直接アプローチし、「痛みの出ない体」を創り上げるという新しいステージに到達しました。

産後の骨盤ケア、繰り返す腰痛、姿勢改善。
ぜひ一度、当院で「最新科学 × 熟練の手技」の効果をご体感ください。

【院長の本音】やるかやらないかは、あなたが決めてください

院長
院長

ここまでSIXPADの良さをお話ししましたが、当院ではこのメニューを無理に勧めることは一切ありません。

実は、サボっていた筋肉(インナーマッスル)を再教育する上で一番大切なのは「継続して体に覚え込ませること」です。
どんなに良い機械でも、高すぎて続けられなければ意味がありません。

だからこそ当院では、利益を度外視してでも「通い続けられるギリギリの価格設定」にこだわりました。
「自力で運動するのが難しい時期」の患者様にとって、これが最強のサポートツールになると確信しているからです。

もちろん、方法は機械だけではありません。
当院では、ストレッチポールやチューブを使った「自力で行う運動療法」や、ご自宅でのセルフケア指導も積極的に行っています。

「機械で楽にスイッチを入れたい」
「自分で動かして治したい」
「家でできる方法を知りたい」

あなたの性格やライフスタイルに合わせて、納得できる方法を一緒に選びましょう。
あくまで「選択肢の一つ」として、この最新技術があることを知っておいてください。

合わせて読みたい

\LINEでの個別相談・お問い合わせ専用です/

個別相談専用です。こちらからの一斉配信や無駄な連絡は一切いたしません

\お電話はこちらから/ 

治療中など、状況によりお電話に出るまで時間がかかる、または出られない場合がございます。