「五十肩は、治るのに時間がかかる」― その“常識”、もう、古いかもしれません。

「五十肩は、治るのに、1年、2年とかかる、長い付き合いになる」

もし、あなたが、そんな風に聞かされ、その、先の見えない痛みに、うんざりしているのなら。
この記事は、そんなあなたのための「革命の書」かもしれません。

近年の医学の進歩は、これまで「時間がかかる」のが当たり前だった、五十肩治療の“常識”を、大きく、変えようとしています。

この記事を読めば、あなたは、その「革命」の正体と、あなたが、本当に、取るべき、最善の選択肢を、知ることができます。

【第1章】ついに特定された、五十肩の「本当の主犯」

【最新医学の結論】主犯は、「関節包の“萎縮”と“癒着”」だった

これまで「原因不明」とされてきた、五十肩。
しかし、今、その痛みの「本当の主犯」は、肩関節を、袋のように包んでいる「関節包(かんせつほう)」という組織にあることが、分かってきました。

何らかの原因で、この「関節包」が、

  1. まず、「炎症」を起こし、
  2. そして、その過程で、カチカチに硬く、「萎縮」し、周りの組織と「癒着」してしまうこと。

これこそが、五十肩という、長く、つらい痛みの、本当の正体なのです。

【第2章】あなたの肩に、今、何が起きているのか?(3つの時期と、症状)

この「関節包の、炎症と癒着」という物語は、多くの場合、以下の3つのステージを辿って、進行していきます。ご自身の「現在地」が、どこにあるのかを、確認してみてください。

① 炎症期(急性期) 関節包が、燃え盛る「火事」の時期

  • 期間の目安: 発症から、約2週間〜半年
  • 症状: 何もしていなくてもズキズキ痛む(安静時痛)、夜、痛みで目が覚める(夜間痛)、腕を動かすと激痛が走る。
  • やるべきこと: とにかく、安静。 無理に動かすのは、火に油を注ぐようなものです。整形外科での注射や、アイシングなどで、まず、この「火事」を鎮めることに、専念しましょう。

② 拘縮期(慢性期) 関節包が、「凍りつく」時期

  • 期間の目安: 発症後、4ヶ月〜1年程度
  • 症状: 激しい痛みは和らぐが、肩が、まるで**「凍りついた」**かのように、固まって、動かなくなる(拘縮)。髪をとかせない、服が着られない、など、日常生活に、大きな支障が出ます。
  • やるべきこと: ここからが、正念場です。痛みのない範囲で、根気強く、関節を動かすリハビリを、開始する必要があります。

③ 回復期:氷が、ゆっくりと溶け出す時期

  • 期間の目安: 発症後、半年〜2年以上
  • 症状: 痛みが、さらに軽減し、固まっていた肩が、少しずつ、動くようになってきます。
  • やるべきこと: ここで油断せず、積極的なストレッチや、筋力トレーニングを続けることで、後遺症を残さずに、完治を目指します。

【第3章】本当に、それは「五十肩」ですか?【鑑別診断】

そして、最も重要なこと。あなたの治療が長引いている理由は、もしかしたら、そもそも「五十肩」ではない、別の病気が、隠れているせいかもしれません。

  • ① 腱板断裂「夜も眠れないほどの激痛」や、「腕に、全く力が入らない」といった症状がある場合。
    腱板損傷
  • ② インピンジメント症候群「腕を上げる“途中”の、ある特定の角度だけで、ズキッと痛む」場合。
    → 【図解】腕を上げると肩が痛い「インピンジメント症候群」の正体。その“衝突”、自宅でできる改善法
  • ③ 石灰沈着性腱板炎何の前触れもなく、突然、「耐え難いほどの、激痛」で、発症した場合。レントゲンで、腱板の中に、歯磨き粉のような「石灰」が見つかります。
  • ④ 上腕二頭筋長頭腱炎肩の「前面」に、痛みが集中しており、ドアノブを回すような、腕をひねる動作で、痛みが強くなる場合。

これらの、正確な鑑別には、専門家による、丁寧な検査が不可欠です。自己判断は、絶対に、しないでください。

【第4章】治療の“常識”を変える、新しい選択肢

最新治療 サイレント・マニピュレーションという「革命」

この、やっかいな「癒着」に対し、近年、専門の整形外科で行われているのが、「サイレント・マニピュレーション」です。

これは、伝達麻酔(ブロック注射)で、腕の痛みを、完全に取った上で、医師が、徒手的に、硬くなった関節包の癒着を、物理的に、引き剥がす、というものです。
これにより、これまで何ヶ月もかかっていた可動域の改善が、劇的に、短縮される可能性が、出てきたのです。

【最重要】その後の「リハビリ」こそが、全てを決める

しかし、これは、魔法ではありません。癒着を剥がした後の、正しいリハビリテーションを怠れば、体は、再び、固まってしまいます。この、“剥がした後の、最も重要な時期”のリハビリは、基本的には、処置を行った、病院の理学療法士の指導のもとで、進めていくのが、最も安全で、確実な道です。

医師との連携があれば、選択肢は広がる

院長
院長

基本的には、病院でのリハビリが第一選択です。
しかし、私たち、なかの接骨院のように、日頃から、提携先の整形外科医と、密に連携が取れている接骨院であれば、医師の同意と指導のもと、より、あなたの生活に合わせた、きめ細やかなリハビリを、私たちが担当させていただける場合も、あります。
全ての接骨院で、可能ではない、ということは、覚えておいてくださいね。

【豆知識】医師の同意があれば、「鍼灸」も、保険が使える

そして、もう一つ。あまり知られていませんが、五十肩のような、慢性的で、頑固な痛みに対しては、医師が必要と認め、同意書を発行した場合、「鍼灸治療」に、健康保険を適用することができます。

鍼灸は、硬くなった筋肉を、深層部からゆるめ、血流を改善し、痛みを和らげるのに、非常に有効なアプローチです。
もし、あなたが、今の治療に、プラスアルファの選択肢を求めているなら。
かかりつけの医師に、「鍼灸の保険適用」について、一度、相談してみるのも、良いかもしれません。


【結論】諦める前に、まず「知る」こと

「五十肩は、時間がかかる」
その、古い常識を、一度、忘れてください。
医学は、進歩しています。

大切なのは、あなた自身が、最新の、そして、正しい「選択肢」を知ること。
そして、あなたの長い痛みに、本気で向き合ってくれる、信頼できる専門家(まずは、整形外科です)を、見つけ出すことです。

あなたの肩は、まだ、諦めるには、早すぎます。

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この記事では、「五十肩」について、詳しく解説しました。
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