頭痛を判断する上で最初に重要になるのが一次性頭痛と二次性頭痛です。二次性頭痛とは病気が原因で起こる頭痛でくも膜下出血など大きな病気が原因になることもおおいのでこういう場合はまず病院を受診しましょう。ここでの頭痛は一次性頭痛を中心にお話をしていきます。
頭痛の原因
- 筋肉の緊張: 長時間のデスクワークや不良姿勢により、首や肩の筋肉が緊張し頭痛を引き起こす。
- ストレス: 精神的なストレスが神経系に影響を与え、頭痛を誘発する。
- 睡眠不足: 睡眠不足は身体のリズムを乱し、頭痛を引き起こす要因となる。
- 睡眠過多:睡眠のとりすぎも頭痛の原因にもなります。
- 食生活の乱れ: 不規則な食事や偏った食生活が栄養バランスを崩し、頭痛の原因となる。
睡眠過多で頭痛が出るのは意外ですね!寝るのは体に良い事と思いますよね。寝すぎって実は体に良くなかったりするんですね。
近年はスマホからの姿勢不良で頭痛の方も多いですよね。
頭痛の種類と症状
緊張型頭痛
特徴: 頭全体が締め付けられるような痛み。ストレスや姿勢の悪さが原因となることが多い。
症状: 鈍い痛みが数時間から数日続くことがあり、吐き気や視覚症状は通常見られない。
片頭痛
特徴: 頭の片側にズキズキとした強い痛みが生じる。
症状: 光や音に敏感になり、吐き気や嘔吐を伴うことがある。前兆として視覚異常や手足のしびれを感じる場合もある。
他にも頭痛はありますが主にこの2つが原因の場合が多いです。
あなたの頭痛で当てはまるものはありましたか?次はそれぞれの頭痛について詳しく見ていきましょう。
緊張型頭痛
特徴
頭の後ろから首にかけての所やこめかみからおでこにかけてのあたりに重い感じや締め付けられるような痛みが出ます
原因
緊張性頭痛の原因は筋肉に由来するもので
- 運動不足
- 顎関節症
- 眼精疲労
- 姿勢不良
などがあげられます。
対処法
こちらは筋肉の緊張による血行不良が原因とされているため、温めてあげたりする事が有効です
また、こちらの症状は接骨院や整骨院での施術も非常に有効です。
片頭痛
原因
- 寝不足
- 寝すぎ
- ストレス
- アルコール
概要
血管が拡張して三叉神経を圧迫する事が原因と言われています。
大きな病気が隠れている場合があるので注意が必要です。
血管拡張が原因であるためお風呂などで悪化したりします。
学生さんなどで寝すぎの片頭痛をたまに見かけます。
頭痛いから寝ると逆効果ですよね。睡眠は体に良いものと思いがちですが過不足は何でも良いことはないんですね。
頭痛のために薬を飲み続けて薬剤乱用頭痛を起こした子をみたこともあります。薬だけに頼らずに原因究明する事が大切ですね。
自宅でできる予防法
まずは原因究明が第一です。病院や信頼できる接骨院などで原因を究明しましょう。自己判断は危険なので、必ず専門家に相談するようにしましょう。
ストレッチ
おもに首周りのストレッチをすると良いでしょう。無理なく気持ちよく首を前後左右ストレッチをかけて行きます。また、ストレッチポールを利用し姿勢改善などに取り組むことも重要です。
リラクゼーション方法
深呼吸や瞑想、アロマセラピー、ヨガなどを取り入れて、心身をリラックスさせるのはストレス緩和に有効です。また軽度の運動などは筋緊張を緩和し精神を安定させてくれます。また酸素カプセルや水素吸入も効果があると言われています。また、先程も述べましたが入浴や睡眠のとり方にも注意をしましょう。
食事の工夫
説明: バランスの取れた食事を心掛け、カフェインやアルコールの摂取を控えることで頭痛の予防に役立てます。
喫煙は頭痛の原因になるので頭痛がある場合は禁煙を考える事もしたほうが良いでしょう。
当院での治療法
原因究明
そもそもなぜ頭痛が出ているかの原因を患者さんと一緒に究明します。そこに対してのアプローチや生活指導等も行っております。また、病院への受診が必要と判断した場合は病院への受診を促します。
鍼灸療法
なかの接骨院の鍼灸療法は全身のバランスを整える鍼灸となります。全身を巡る気血津液を整えることで、ストレスの緩和、自律神経の調和、筋肉の弛緩などの効果により筋緊張性頭痛、片頭痛ともに効果があります。
柔道整復術
筋緊張性片頭痛に関しては柔道整復術が非常に有効です。緊張した原因になる筋肉の弛緩をさせ原因を取り除いて行きます。
水素吸入
なかの接骨院には水素吸入器があります。水素吸入することで二日酔いなどの頭痛にアプローチすることも可能です。
まとめ
頭痛は生活の質を大きく損なうことがありますが、適切な治療で改善することができます。長岡京市にあるなかの接骨院では、一人ひとりの症状に合わせた治療を提供し、患者様の生活の質を向上させるお手伝いをしています。ぜひご相談ください。